タイトルの由来

本来なら一番最初に書きたかったのですが、タイトルに使っている
「ばあぶう」という言葉の意味です。

「ばあぶう」というのはある漫画に出てくるキャラクターの名前です。
赤ちゃん言葉ではありません。赤ちゃん言葉に「ばあぶう」がある
みたいなんですけど

この漫画の中に出てくる「ばあぶう」というキャラクターは
まだ生まれたばかりの目の見えない赤ちゃんにしか
見えないという設定の架空の生き物です。

そのばあぶうは赤ちゃんの目が見えるようになると同時に
消えるのですが、そのときにメッセージを残していくんです。
そのメッセージがとってもすてきで優しくて大好きで今回
ブログのタイトルに使わせていただきました。

少し長くなるんですが引用させていただきたいと思います。
（著作権上問題があれば教えてください）

「見えなくてもわしはいるよ。どこにいても木の中や水の中
吹いてゆくもの　降ってくるもの　かわってゆくもの
きみのまわりのすべてのものに　きみが見ようとすれば
いつだってわしはいるし　どこにでもいるんだよ」

「みえなくなることは　いなくなることじゃないよ
わしがみえなくなって　きみはわしを忘れる
きれいに忘れてしまって　それから・・・
こんどはきみがわしをみつける番だ
わしはきみが　みつけてくれるのを　しんぼう強く
待っているよ
いろんなもののなかでわしは待っているよ
それは約束してあげるよ
きっといつかきみはわしをみつける
また会えるよ」

という言葉です。
この漫画を初めて読んだのはたぶん小学生か中学生だったと
思うのですが、大人になってから読み返してみてなんてステキな
言葉にあふれた漫画なんだろうと気づかされました。
なかでも上記の２つの言葉は私の心の中にとっても残りました。
つい忙しい日常の中でいろんなものに追われ大切なことを
見失いがちな人が多いと思うんですが、ふと立ち止まって
子供時代を思い返してみるのも大切ですよね。

自分の言いたいことをうまく表現できなくてもどかしいのですが
ご興味をもたれた方はぜひ読んでみてください。
温かい気持ちになること100％保証します

この言葉は3巻に収録されてます。

小さなお茶会―完全版 (3)

• 作者: 猫十字社
• 出版社/メーカー: 扶桑社
• 発売日: 2004/04
• メディア: 単行本

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